「絵を買ってみよう」と思える仕組みづくり

− 3つのポイント −

 まるでCDや花束のように、人々が日常生活の中で絵を当たり前に楽しんでいくための第一歩が、
 「気に入った、買ってみよう。」と気軽に思えることです。それには大事なポイントが3つあります。

人々が絵を買うときに抱く「価格に対する不安」を取り除くためには、はっきりとした「価格の根拠」を示すことが必要です。
どんなに根拠がはっきりした価格設定でも、それがあまりに高額では、人々はその作品を買ってみようとは思えません。
多くの作家さんによる様々な技法・作風の魅力ある作品が並ぶことで、各々が引き立ち、作品を選ぶことが楽しくなります。
 また、例えばギャラリーの展示会で気になる作品に出会えたとしても、会期終了までの限られた短い時間内で「買おう!」と決断することは、多くの人にとっては非常に困難です。エムゾでは、他の誰かに買われてしまうまでは気になる作品の購入をお客様にじっくり検討して頂く時間があります。

M'zoでの作品取扱いにおいては、学術的・芸術論的な評価に基づいた「芸術性」、および投資対象としての価値は一切問いません。専門的な理論や視点ではなく、人々が「魅力を感じる作品かどうか」という点のみをモノサシとして、エムゾスタッフによりお取扱いを決定しています。
版画やリトグラフのように複製可能なものではなく、肉筆・手作業による作品であることが、M'zo取扱い作品のもう一つの大きな特徴です。
ただし、下地が複製可能なものであっても、その上に肉筆・手作業による加工が施されている作品など、「世界に1点」と判断できる作品についてはご相談させて頂きます。
  ex.)デジタル出力作品にアクリルで着色
平面アートであることが基本となりますが、立体的に構築された作品であっても、額の中に収まり、「平面アート」と判断できるものであればお取り扱い致します。もちろん、技法、画材、ジャンル等は一切問いません。
最小 : 肉眼で楽しむことの出来る大きさ
最大 : 無限大

ただし、F30号を超えるサイズの作品につきましては、店舗壁面の都合により展示が
困難なため、店舗内設置のカタログでのご紹介となります。

 

分かりやすい値段設定

− 2つのルール −

絵を買ってみようと気軽に思える3つのポイントをもとに、分かりやすい2つのルールを価格設定に用いました。

     
 サイズ
 作家の人気
作品の完成に3ヶ月かかっていても、3分で描かれていても、まずは絵の大きさ(※1)を価格決定の基準とします。

M'zoで売れた実績に応じて価格が上がっていくシステムを採用。つまり、プロフィールや受賞歴ではなく、お客さんに作品の価格(価格の上昇)を判断してもらおうというものです。

9cm × 9cm (81平方センチメートル) のコースター(上図サンプル)のサイズを 「1M'zo」 として作品に当てはめ、作品の大きさを M'zo数 というものに置き換えます。 作品が売れればうれるほど、作家さんのレベルが5段階で上がり、それとともに「1M'zoの価格」も上がっていきます。


  




このようにして値段が決められれば、作品の値段がどのようにつけられているのかが誰にでも良くわかります。作家さんの 人気が上がれば(M'zoでの作品販売数が増えれば)、自動的に作品の値段も上がっていく というわけです。

※1…  

「絵の大きさ」は、作品の大きさ(紙、キャンバスなどの支持体そのもの)ではなく、
お客様に「見える部分」の面積です。
作品種類 支持体 額装 面積計測の対象
水彩画 マットあり マット内側の面積
油彩画 キャンバス 額装なし 側面は対象となりません。

           ◆ 価格サンプル ◆


      


※ただし、作品サイズ、作家さんのレベルに関わらず、1作品の上限価格は
150,000円 です。

 これは、たとえルール通りに計算されたものであっても、これ以上に高い金額になってしまうと、我々の考える「買ってみようと思える価格帯」というM'zoのコンセプトから外れてしまうためです。

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